国分北海道株式会社(本社:札幌市中央区・諏訪勝巳代表取締役社長執行役員)では、札幌テレビ放送(STV)と協力して、3月9日(木)9:45から市役所(花園2)2階応接室で、北海道小樽水産高等学校と共同開発した缶詰「洋風ホッケボール〜デミグラスソース仕立て」の完成と、17日(金)から小樽エリアのみの先行販売を発表した。
同社・STV・学校関係者と生徒3名が来庁し、迫俊哉市長に商品説明を行った。
同校生徒のアイディアを基に商品化コラボ第2弾として、2020(令和2)年度同校水産食品科の生徒によって、小樽の名産にしたいと考案したレシピを基に、STVどさんこワイド料理コーナーでお馴染みの星澤幸子さんが監修し、企画に賛同した同社が商品化した。
北海道のホッケを使い、ホッケ特有の臭みを取り除くためにデミグラスソースとキノコを使用した、今までにない洋風缶詰づくりに成功。そのままでももちろん美味しいが、パスタやドリアなどのアレンジにも多く活用できる。
商品名は洋風ホッケボール〜デミグラスソース仕立て、内容量185g・販売価格520円(税別)。収益の一部は同校へ寄附する。
STVは、3年前からコロナ禍で道内の農業高校が農産加工品の販売所を失ったと聞き、道内26校の農産加工品の販売を行い応援していた。2021(令和3)年には、農業高校オリジナルスイーツレシピコンテストを開催して商品化し、2022(令和4)年には、どさんこワイド179で、道内3水産高校(函館・小樽・厚岸翔洋)と、星澤さんが担当する「どさんこ☆キッチン」を通じ、遠洋漁業実習で獲ったマグロや自分たちで加工したさんま缶やかまぼこを使い、星澤さんがアレンジ料理を披露。今年1月には、ぶりを使ったおにぎりをセイコーマートで販売し人気を集めた。
昨晩、缶詰を試食した迫市長は、「生徒の皆さんの取り組みを、引き続き応援してほしい。沢山の人に食べてもらいたい。地域で獲れたものを使い、商品化して消費され、地域が豊かになる凄く良い試みだ」と期待した。
水産食品科2年の三関未羽さんは、「缶詰販売にあたり、私たちはまだ課題研究が行われていないが、地元の魚を使って販売できるよう実習したい」と話した。
販売は3月17日(金)から小樽エリアの地酒屋北一(堺町7)で先行販売を予定し、20日(月)からコープさっぽろ全108店舗等で販売を開始する。
3月18日(土)・19日(日)9:00〜11:00に、コープさっぽろ小樽南店(入船1)とみどり店(富岡1)で、販売実習として同校生徒3名による商品案内及び販売を行う。
発売前から反響が多く、当初2千缶の販売個数を予定していたが、初回で1万缶以上に変更し、今後さらに増える見込みだ。
◎国分北海道、小樽水産高校発案の「洋風ホッケボール〜デミグラスソース仕立て〜」を発売(外部)
◎どさんこワイド179とコラボ 高校生が考案した缶詰を商品化(外部)
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