小樽商工会議所青年部(宮本章弘会長)は、スマホ専用のブラウザ型観光ガイドマップ「おたるあそび」を、2月中旬に完成させこのほど運用を開始。日本語と英語で対応し、市民をはじめ多くの外国人観光客にも活用してほしいと周知を図っている。
現在、2023(令和5)年6月〜2024(令和6)年3月の間、同マップに掲載する事業者(目標200件)を募集している。掲載料は年間6,000円。
同青年部観光振興委員会(湊一浩委員長)が中心となり制作した同マップは、小樽市の観光施設情報満載のWeb観光ガイドマップサービスで、アプリではなくブラウザ型のためダウンロードが不要で、スマートフォンからQRコードを読み込むとマップが開き、施設カテゴリアイコンは日本遺産関連と小樽歴建・食べる・泊まる・遊ぶ・見る・買う・ナイトクラブの7つの施設カテゴリアイコンをタップして選択すると、マップ上に店舗や施設のアイコンが表示され、GPSと連動し自分と巡りたい施設や店舗との位置関係が分かる。
さらに店舗アイコンをタップすると、店名・説明文・TEL・営業時間・関連サイトの詳細情報が表示され、マイルートボタンで迷わずに行きたい場所に案内してくれる。
小樽の歴史的建造物や日本遺産構成文化財を巡るルートや、北前船・炭鉄港・心臓と呼ばれた町小樽の構成文化財も収録されている。
現在は、小樽観光協会のガイドマップ掲載店舗を収録中で、6月からは新たに募集した店舗で運用される。
観光庁の地域独自の観光資源を活用した地域の稼げる看板商品の創出事業に採択され、事業費770万円を活用して充実した機能を搭載し、市民をはじめ、観光客など多く人の利用を期待している。
宮本会長は、「観光客は決められた店に行くなど行動範囲が狭いが、蘭島〜塩谷〜銭函のあまり知られていない店舗も掲載し、小樽を楽しんでもらいたい。地域貢献できればと思い、もっと小樽を盛り上げたい」と期待を寄せている。
ポスターをはじめ、QRコード入りのカード1万枚を発行し、掲載店舗をはじめ、宿泊施設や観光案内所などの配置する予定。
申込に関する問合せは、一般社団法人小樽観光協会(0134−33−2510・FAX0134−23−0522・メール)