米海軍ミサイル巡洋艦アンティータム 2/6小樽港寄港

小樽市(迫俊哉市長)は、11月14日(月)付けで小樽港長(小樽海上保安部長)から、米海軍ミサイル巡洋艦アンティータムが寄港したい旨の通知を受け、これまで寄港受入を判断する3項目について慎重に検討し、同船が希望する2月6日(月)13:00〜10日(金)10:00に、小樽港中央ふ頭4番岸壁の寄港を許可したと、1月30日(月)16:00から市役所(花園2)2階記者室で説明会を開いた。

 

 同艦は、全長160.6m・喫水10.1m・全幅16.7m・排水トン数9,957トン・マスト高43m・最大上陸人員402人。

 

 市の判断基準3つのうち,入港時及び接岸時の安全性については、1992(平成4)年3月にも寄港し、中央ふ頭4番岸壁への寄港の安全性を確認している。

 

 また、商業港としての港湾機能の影響については、希望する期間に商船の入港もないと本日確認できている。核兵器搭載の有無については、寄港要請があった翌日の11月15日(火)に外務省に問合せ、18日(金)に核兵器搭載能力がない以上、核兵器を搭載していないと回答を得て、3つの条件をクリアした。

 

 通常入港で船舶の補給や船員の休息のためとし、市民との交流事業についての予定はなく、札幌雪まつりへの外出も予想され、本日付けで領事館へ新型コロナウイルス感染症感染対策の徹底の要請文を提出した。

 

 米国艦船寄港に関しては、記録が残っている1961(昭和36)年からカウントし、今回で84隻目となる。直近では、昨年7月11日(月)に米国艦船パトリオットが寄港している。

 

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