子どもたちへ笑顔届ける! 小樽商大のサンタラン

 小樽商科大学サンタラン実行委員会(音喜多花菜代表)が、3年ぶりに、サンタクロースの思いを繋ぎ、小樽の子どもたちへ笑顔を届けるチャリティーイベント「小樽サンタラン2022」を、12月17日(土)14:00から開催した。

 

 小樽サンタランは、サンタの格好をして市内をウォーキングし、集まった参加費や企業の協賛から子どもたちへプレゼントを用意して渡すイベント。

 

 2019(令和元)年に同大学の学生が小樽の活性化を考えるマジプロの一環で、子どもたちの夢を叶える存在のサンタクロースが、より身近なものに感じられるようイベントとして開催したが、翌年の2020(令和2)年はコロナ禍で中止に。

 

 2021(令和3)年はオンラインイベントとして、市内病院の子どもたちへプレゼントを渡し、2022(令和4)年の今年は3年ぶりに通常開催された。

 

 事前に参加受付した12名とボランティア6名・スタッフ8名の合計26名が、サンモール一番街(稲穂1)に集合。サンタクロースの格好をして14:00に出発。

 

 都通り商店街(稲穂2)を通り、途中、店舗の紹介や小樽に纏わる歴史的人物についてなどのクイズに挑戦しながら、最終地点の運河プラザ(色内2)を目指した。商店街や雪景色の中でのサンタクロースの姿をした一行は、市民や観光客から目立つ存在となった。

 

 一行が同プラザに到着すると、ヒップホップ等のパフォーマンスを展開するアクセルやYOSAKOIサークル翔楽舞20名による演舞、マジシャンKIRIMAROさんによる華麗な手品を披露され第2部が行われた。

 

 その後、参加者全員でプレゼントに添えるクリスマスメッセージカード作りを行い、すべてのプログラムが終了した。

 

 音喜多代表は、「今日のサンタランが、素敵なクリスマスの思い出になればと思う。3年ぶりの対面開催にありがとう。これからも活動の応援をお願いしたい」と、閉会の挨拶を述べた。

 

 市内在住の宇田さん親子は初参加で、息子の伊吹ちゃん(6)は「楽しかった」と話し、父親は、「コロナ禍で子どもが楽しめる時間が作れなかったが、学生や大人といっしょにイベントに参加できてありがたい。写真もいっぱい撮れて楽しかった。サンタの格好で気持ちも明るくなり、年越し前の良い思い出になった」と満足していた。

 

 参加費からクリスマスプレゼントを購入し、12月21日(水)に、大倉山学院の子どもたちへプレゼントを届ける予定。

 

 ◎小樽サンタラン(外部)

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