小樽市(迫俊哉市長)は、2022(令和4)年度町会関係功績者11名を決定し、11月22日(火)9:30から市役所(花園2)3階第2委員会室で顕彰式を実施。今年度は、単位町会長の職に10年以上在職した4名と、単位町会の役員(会長・副会長・各部長)の職に20年以上在籍した7名が該当した。
顕彰式には、迫市長と堀口雅行総連合町会会長、顕彰者4名が出席し、迫市長から表彰状が贈られた。
迫市長は、「全国各地で毎年のように大きな自然災害が発生しており、災害に備え独自の避難訓練等を実施している町内会や、自主防災組織を結成している町内会もあり、近隣の人々との助け合い・共助が大事である町内会の組織力は、地域のために益々重要になると考える。地域コミュニティの維持のため、今後ともご支援・ご協力をお願いしたい」と祝辞を述べた。
堀口会長は、「町会でも改めて必要性を認識してもらおうと、花園グリーンロードで盆踊りを開催され、賑わいを取り戻す取り組みやサロン活動や敬老会も徐々に再開されてきたが、第8波が襲来し、逆戻りの様相を危惧している。
地域を支える地盤である町内会活動の必要性を、改めて町会の皆さんに認識してもらえるよう、総連合町会としても各町会の皆さんと連携協力を持って、よりよい町会作り・まちづくりに努めたい」と祝辞を述べた。
港堺町会で10年間会長を務める谷村典彦さん(81)が、受賞者を代表し、「3年前に発生した新型コロナウイルス感染症により、日常生活はもとより、町会活動にも大きな影響を受けた。ようやく行動規制が緩和され、町会活動の再開を目指し準備していたが、感染拡大により活動計画の見直しが必要となった。更なる感染防止対策を心がけながら、今後とも町会発展のために尽くしてまいりたい」と謝辞を述べた。
桂岡町内会で副会長を6年7か月務め20年以上役員を務めた、女性でただ1人表彰を受けた池田光惠さん(70)は、夫の正さんも同町会の総務部と青少年の部長を務め夫婦で貢献している。
池田さんは、「皆さんが頼りにしてくれるので頑張ろうと思う。皆さんの協力があっての受賞で感謝している。これからも感謝の気持ちを持ち町内会で頑張りたい」と話した。
◎2022(令和4)年度小樽市町会関係功績者
単位町会長に10年以上在職
寅吉沢町会 今堀政藏氏
港堺町会 谷村典彦氏
源町内会 野坂和弘氏
東雲町会 増田榮治氏
単位町会の役員の職に10年以上在職
桂岡町内会 池田光惠氏
塩谷文庫歌町内会 木村英敏氏
寅吉沢町会 黒田勇氏
南浜中町会 寺澤幸一氏
潮栄町会 本間邦吉氏
東小樽町会 前田清貴氏
新栄町会 六條一良氏
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