小山秀昭小樽副市長 12/4で任期満了退任へ

 小樽市(迫俊哉市長)は、11月8日(火)15:30から、市役所(花園2)2階市長応接室で記者会見を開き、12月4日(日)で任期満了となる小山秀昭副市長が、退任することを発表した。

 

 迫市長は、「当面は副市長を置かず、来年の第1回定例会において選任同意を頂けるよう、庁内外問わず人選を進めたい。市長就任時には、混乱していた市政の安定化や、議会・経済界との信頼回復、山積する行政課題の解決に向けて力添えをいただいた」と感謝した。

 

 小山副市長は、1957(昭和32)年11月26日生まれで、1980(昭和55)年に市役所に勤務し、市立小樽病院事務局次長・病院局経営管理次長・同部長を務め、小樽病院の新築統合に向けて手腕を発揮。(写真は就任当時)

 

 その後、財政部長・医療保険部長を務め、2018(平成30)年3月定年退職後に、社会福祉法人小樽市社会福祉協議会常務理事に着任。1年間副市長不在が続いていた同年12月5日に、副市長に就任した。2022(令和4)年12月4日(日)で4年間の任期満了となる。

 

 就任時から1期だけのつもりと決めていた同氏に対し、迫市長もそれ以上は強く求めず、本人の思いを察したという。

 

 迫市長は、今後の新副市長には、「これからの市政を進める上で、市長と職員を繋げるところで、若い人をとの考えが一致した。YESマンは困る。考えを述べられる人で、政策議論ができ、職員の話に耳を傾けることができる人で、庁内外からの人選など幅広く考えたい。2月上旬までには人選を済ませたい」とした。

 

 副市長の役割として、トップになっているものはいくつかあるが、これからの季節に重要な除雪対策本部長に関して、場合によっては市長も関わっていくとした。

 

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