10月29日(土)の小樽堺町通りと色内大通りは、小樽堺町通り商店振興組合(久末智章理事長)主催の秋のハロウィンイベント「ゴーストタウンサカイマチ3」に大勢の人が集まり賑わっていた。
歴史ある街並みの両通りを舞台に、ハロウィン装飾で演出された秋の街歩きを楽しみ、観光エリアのリピーターやファンを増加することを目的として、思い出となる企画を用意した。
同イベント初企画の出世前広場奥の空き店舗で実施されたお化け屋敷「恐慌旅館」には、怖いもの見たさで、開店前から列を作るほどの混雑が続き、15:30頃で170名が並び会場周辺はごった返した。
お化け屋敷の中には、お化けに扮した8名のスタッフが常駐して来場者を怖がらせ、中には泣いてしまった男の子もいたという。
小樽在住の家族連れは、1時間半並んでやっと列の真ん中に到達。あと1時間ほどで入れるという時に雨がちらつき、それでも頑張って並んでいた。
中学生のグループで訪れていた木下陽葵さんは、「文化祭のお化け屋敷には入ったことがあるが、ほとんど初めての体験。ドキドキハラハラ」と楽しみながら並んでいた。
出世前広場の通路では、“絶叫ストリート”と名付けた恐怖のストリート装飾を演出し、お化け屋敷に並んでいる人や訪れた人を楽しませた。
雨が降る悪天候の中、約900mを大行進する仮装パレードを実施し、30名ほどの仮装を楽しむ親子らで賑わった。
このほか、ゾンビウォークやハロウィンメニューのゴーストカフェ、カード集め企画のヤバイヨバザード計画、小樽堺町通り観光案内所でペタペタ焼きなども行われ、怖い・ビックリ・でも楽しいハロウィン企画を楽しんでいた。30日(日)も同じ内容で実施する予定。
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