小樽市消防本部(花園2・土田和豊消防長)では、秋の全道火災予防運動(10/15~31)に合わせ、火災予防広報活動の一環として、2022(令和4)年度防火・防災ポスターコンクールを実施。
小中学生が考えた防火・防災を表現した応募作品67点から、厳選たる審査の結果、14点の優秀作品を選び、10月13日(木)16:30から同消防署手宮支署(手宮1)で表彰式を行い、土田消防長と上参郷光祐小樽消防安全協会会長から、出席した10名ひとりひとりに賞状が贈られた。
暖房器具の使用等により火災が発生しやすい時期となる10月15日〜31日の秋の火災予防運動に合わせ、火災予防や防災についての理解を深め、この活動を通じて、家庭や学校での防火・防災思想の啓発と高揚を図ることを目的としている。
土田消防長は、「67点が集まり、中でも受賞作品は、防火・防災について良く描かれている。これからも絵を楽しく描いて来年も応募してもらいたい。ポスターを通じて、市民へ防火・防災の周知を図りたい。秋の全道火災予防運動が始まる。ぜひ家族や地域に火災予防について、もう一度声掛けをしてもらいたい」と話した。
現在25名が所属し、そのうち3名が受賞している桂岡少年消防クラブの赤澤宝來さん(桂岡小6年)は、小樽消防安全協会防火部会長賞を受賞し、「火災が多いと消防車も困ると思い、消防車が火事止めてという絵を描いた。初めての受賞で嬉しい。火事が無くなれば良いと思う」と話した。
同クラブの髙野真桜さん(桂岡小2年)も小樽市少年婦人防火委員会賞を受賞し、「やかんが燃える絵を描き、このようなことが起きないように“火の消し忘れに注意”と文字を書いた。火事が無くなれば嬉しい」と話した。
表彰式に出席者した受賞者は、はしご車をバックに記念撮影を行い、消防車両を見学した。
応募作品67点は、10月14日(金)~20日(木)に小樽市役所(花園2)渡り廊下で、10月21日(金)~31日(月)にウイングベイ小樽(築港11)でポスター作品展を開催し展示する。
受賞作品は、12月の歳末特別警戒のリーフレットにも掲載を予定し、消防会議の表紙やツイッターなど、いろいろな方法で広く紹介するよう考案中。
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