小樽桜陽高校(長橋3・西川勤校長)では、秋の交通安全運動期間(9/21〜30)に合わせ、27日(火)16:00から、長橋旧国道線(長橋十字街付近)で交通安全啓発ボランティアを実施した。
同運動期間に合わせて啓発活動を行うことで、自らの交通安全への意識を高めることを目的とし、小樽警察署交通課・長栄町会・小樽市生活安全課の協力を受け、同校生徒会執行部4名と菓子研究同好会1名・ボランティア希望の生徒24名が参加。
昨年はコロナ禍で、国道沿いに並んで交通安全啓発の旗を掲げるだけに留め、カエルのマスコットは中央バスの運転手に渡されたが、今年は、3年ぶりにドライバーに直接渡す従来の啓発活動を再開した。
菓子研究同好会が、無事カエルを願ってフエルトでカエルを作り、交通安全メッセージとポケットティッシュをパッケージした80個を制作した。
同警察署が協力して走行中の車両を停車させ、生徒が「安全運転をお願します!」と呼びかけながら手渡し、30分ほどで配り終えた。
突然のことで驚きながらも、ドライバーたちは笑顔で可愛いプレゼントを受け取っていた。
他の生徒は、長栄町会のメンバーと共に、横断幕と黄色い交通安全啓発の旗をドライバーに見えるように掲げ、啓発活動を行った。
マスコットを手渡した生徒は、「安全運転お願いしますと言って渡した。初めての経験だが楽しい」と話した。
横断幕を持っていた生徒は、「ボランティアに参加する機会がなかったので参加してみた。この活動で安全運転する人が増えたら」と期待した。
同好会の今野梓紗さんは、「今年は、菓子研究同好会の1・2年生がマスコットを制作した。もらった人から、“可愛い”や“お疲れ様”と言ってもらえて嬉しかった」と話した。
担当の天野俊介教諭は、「3年間活動が中止だったため、分からない部分もあったが協力できて良かった。次の世代にこの活動を伝えていきたい」と話した。
同安全運動期間最終日9月30日(金)は、交通事故死ゼロを目指す日としている。
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