銀鱗荘のある平磯岬の下の国道5号線の東小樽交差点から、マイカル小樽の築港方面に抜けるバイパスの“湾岸ロード”の建設が進んでいる。
この“湾岸ロード”は正式には「小樽臨港道路」と呼ぶ港湾道路で、東小樽の海岸に面し、道路の橋脚部が大きな姿を現し始めた。
小樽開発建設部の手で、平成10年から始まったこの工事は、国道5号線のバイパス整備工事。変則的な形の接続となっている現在のバイパスを東小樽交差点に直角に接続させ、平磯岬の側道からマイカル方面の臨港地区への抜け道を整備する。
全体の予算は80億円で、工事区間は707mで、平成15年度(平成16年3月)の完成を予定している。完成すると、平磯岬を大きく蛇行し、小樽港と市街を眼下にする景勝地点の眺めの良い道路となる。