9月8日(木)、小樽市立菁園中学校(花園5・宮澤知校長)では、3年生73名を対象に職場体験を実施。実際に参加した70名が3〜5人の班に分かれ、市内17企業を訪問し有意義な時間を過ごした。
自分の職業感を理解し、働く人から意義を学ぶことを目的として行われた職業体験を通して、担当の教諭は、「今の時点で、どんな職業に就くか進路を考える手立てとなればと思う。将来働くことの意義を勉強してほしい」と期待した。
小樽観光や地域経済の発展に一翼担う小樽観光協会で、辻村仁君と五十嵐雫さんと安宅瑚夏さんの3名が職場体験を行った。
同会が運営管理する小樽市観光物産プラザ(色内2)内の小樽国際インフォメーションセンター(観光案内所)と、名産品の販売を行う運河プラザで、修学旅行生や観光客でにぎわう中、様々な仕事を体験した。
指導にあたった同会の下内仁総務管理マネージャーは、「案内所カウンターでは、観光案内をはじめ、利用者数のカウントやどこから来たのか、問い合わせ内容の情報も把握する必要があり、細かい作業もあり、まじめに取り組んでいた」と話した。
五十嵐さんと安宅さんは、観光案内所で札幌市内や小樽をはじめとする後志管内などのパンフレットコーナーでの整理整頓や花の水やり・ベビーカーの貸出、運河プラザでは、使用済の買い物かごの消毒などを体験。
辻村君は、小樽の特産品をはじめ、商品がびっしり並んでいる運河プラザで、賞味期限に合わせて商品の日付の確認を行った。
五十嵐さんは、「将来看護師になりたいが、医療系はコロナで受け入れてもらえなかったので、人と触れ合えるところを選んだ。人見知りな部分があるので最初は緊張したが、だんだん慣れてきて楽しく作業ができた」と話した。
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