第42回小樽ジュニアピアノコンサート(三浦明子代表)が、9月4日(日)14:00から、小樽市民センター(色内2)マリンホールで開かれ、15名が日頃の練習成果を発表した。
コロナ禍で1年間お休みしたものの、1980(昭和55)年発足以来、毎年開催を続け、42回目のとなった。
今回は2部構成で、1部は、小学2年生〜中学1年生の男女10名が演奏し、2部は、高校1年生からピアニストを目指す大人の5名が、それぞれに特訓したお気に入りの曲を披露し、観客は心地良いピアノの音色に引き込まれた。
「水の戯れ」を演奏した高校1年の播磨実央さんは、6歳からピアノを始めて10年目、同コンサートへは6回目の出演となる。「今日の水の戯れはあこがれていた曲で、上手くいかなかったところもあったが、良く収めたと思う。ピアノを習いながらコンサートにも出演できる今の状況を続けたい」と話した。
大学1年の佐川慶さんは、8年ぶりのマリンホールで同コンサートは初めての演奏となる。4曲全てショパンを演奏し、観客を魅了した。
小学1年生から多数のコンクールに出演し、小学生の時には、ショパンピアノコンクールインアジア全国大会で銀賞を受賞。その後、アジア大会で銀賞を受賞。小樽の音楽界を牽引しようと頑張っている1人。
三浦代表は、「代表就任して2回目の開催。今回のコンサートで、改めて子どもたちのひたむきな姿は素晴らしかったと感じた。2部の高校生以上のピアニストたちも立派な演奏で、10年以上コンクール等で鍛錬したものだった。もっと多くの方に周知して盛り上げていきたい」と話した。
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