大型台風第18号の暴風域に入った小樽市は、午前中に猛烈な強風が吹き荒れた。観測史上最大となった44.2mの最大瞬間風速になった11:20にかけ猛威を振るった。
午後になりようやく強風がおさまるとともに、市内の被害の状況が次々と明らかになっている。
中でも、小樽観光名所のひとつとして有名な祝津の鰊御殿が、屋根と望楼を吹き飛ばされ無残な姿を見せている。
また、観光客にも馴染み深い鱗友朝市(色内3)も、屋根を飛ばされ、崩壊寸前の被害を生んでいる。
北運河にある北海製罐の煙突はグニャリと曲がり、倉庫は屋根が大きく剥がれ、向かいにある歴史的建造物の旧渋沢倉庫も屋根を剥ぎ取られている。
鰊御殿の損壊で、同館は9日(木)から当分の間、臨時休館となった。台風18号による市内の被害状況の一部を写真でご確認下さい。
◎平成16年台風第18号に関する石狩・空知・後志地方気象情報
◎道路情報
◎鱗友朝市 |
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◎小樽市鰊御殿 |
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◎北運河、北海製罐、旧渋沢倉庫 |
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なお、小樽市がまとめた8日13:00現在の被害状況