北照高校生恒例ボランティア 小樽中央墓地清掃

 北照高等学校(最上2・小路修司校長)では、2学期の始業式恒例となった小樽中央墓地(緑5)清掃ボランティアを、8月22日(月)11:30から実施した。

 

 地域の清掃ボランティアを行うことで、生徒に奉仕の心が育まれることを目的に、全校生徒203名が参加した。

 

 小樽市では高齢化が進み、墓地周辺の清掃が行き届かない家庭が増加しているという現状から、戸籍住民課の協力の下、今年で10回目を迎えた。

 

 同墓地は、市営墓地の中で一番広い4,400区を有し、山の斜面にあり急な坂道が多く、高齢者にとっては行き来するのも大変な場所で、墓参時に備えた花や供物をカラスが荒らすことも多い。

 

 汗ばむ陽気の中、引退した3年生も含めて野球部は86名が参加。元気に坂道を上り下りして、袋いっぱいにゴミを拾い集めていた。

 

 野球部1年の鏡禀太郎さんは、「墓掃除は初めてだった。意外にもゴミが多くあり、清掃して良かった」と話し、同1年の三浦優和さんは、「地域の墓地を掃除することで、より綺麗になるので良いことだと思う。地域貢献に繋がる」と話した。

 

 ◎北照高等学校(外部)

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