8月6日(土)7日(日)の2日間で、第12回小樽堺町ゆかた風鈴まつりが、3年ぶりに開催され、浴衣姿の大勢の人が堺町通り商店街に繰り出した。
寿司屋通りからメルヘン交差点までを歩行者天国にして、風鈴トンネル10基を設置。道行く人は、約1,000個の涼し気な風鈴の音色を聴きながら夏を満喫していた。
酒い街(さかいまち)通りをコンセプトに、出世前広場に和傘100本を天井から吊るして、写真映えスポットを演出。大学生スタッフによるSNS大作戦も実施され、浴衣姿の参加を呼び掛けた。
さかいまち銀行券を持って、同商店街の7件の加盟店を回って菓子をもらう、ゆかたで子ども夏祭りを開催。参加費無料で各日限定150名、堺町観光案内所で受付。14:30の時点で141名が参加し人気となった。
同案内状前では、小樽商科大学生による、こおりいちごとフルーツサイダーの販売ブースや輪投げ・ヨーヨー釣りなど、まつり気分を楽しむ子ども縁日も開かれた。
同まつりのメインイベントとなる、ゆかたコンテスト子どもの部が、13:30からメルヘン特設ステージで開かれた。
参加者は、過去最多の138名にも及び、浴衣でおめかしした子どもたちが集結し、引率の保護者や兄弟姉妹で会場は賑わっていた。
審査員は、同まつり実行委員会の髙原一洋実行委員長、きもの辻忠・辻文夫代表、株式会社和光・田中仲一良代表取締役の3名が務め、司会のFMおたるの田口智子さんが、コンテスト参加者1人1人に、お気に入りのポイントなどを聞いた。
15:30から同コンテスト表彰式が行われ、特別賞を含む8名が入賞し、豪華賞品が贈られた。優勝は市内在住の柳田夢羽さん(10)。
夢羽さんは、「浴衣の柄のひまわりの黄色と、帯の色がマッチしているところが気に入っている。初めて参加で、おばあちゃんに着付けをしてもらったので、優勝を報告したい。髪は母に結ってもらった」と、喜んでいた
表彰式前には、堺町通り商店街アイドル「一方通行」によるライブも開かれ、イベントを盛り上げていた。
イベント期間中の19:00~21:00には、小樽芸術村中庭で、グラスキャンドルの夜を実施し、7日は、小樽商科大学翔楽舞によるヨサコイ演舞やゆかたコンテスト大人の部、メルヘンアカペラライブ、一方通行や小樽Sea of Grace&Friendsのステージ、超スーパービンゴ大会などを予定している。
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