小樽市教育委員会主催のOTARU ENGLISH CAMPが、3年ぶりの8月4日(木)・5日(金)に、小樽市教育委員会(緑3)1階会議室で開かれた。
初日は、英語に興味関心がある市内の小学5・6年15名が参加し、ALT5名・小樽ユネスコ協会会員1名と教育委員会職員が対応した。
参加できない子どもたちには、オンデマンドによるALTの英会話動画を配信している。
ALTの英会話やアクティビティを通じて生きた英語を学ぶ機会とし、聞く・話すなどの言語活動を通じ、コミュニケーションを図る基礎となる資質や能力の向上や、郷土愛を育むことを目的としている。
新型コロナウイルス感染症が流行する前には、おこばち山荘を会場に宿泊を兼ねて実施されていたが、今回は日帰りに変更。
開会式で、同委員会教育部学校教育支援室の谷口剛主幹は、「スタッフは、カナダ・イギリス・南アフリカ・ニュージーランド・オーストラリア出身です。皆さんは、想像力を働かせ、分からないことがあっても、片言の英語やジェスチャーでコミュケーションを図る努力をしてください」と挨拶。
自己紹介後に、ALTと参加者を5つの班に分け、小樽の良さについて協議し、発表の準備に取りかかった。小樽のどこが好きか、お気に入りをそれぞれ話し合い、英語で紹介できるよう、ALTのアドバイスを受けながら練習。
Chromebookを活用し、発表時に小樽の好きな場所の写真などを表示した。
休憩を挟んでプレゼンテーションタイムが始まり、ALT先輩のアンディさんから元気に発表する方法を伝授された児童は、大きな声でジェスチャーをつけ、小樽の好きなところを紹介。
他の児童も、短時間で身につけた英語力やALTから教わった話し方を実践して発表。参加者から大きな拍手が贈られていた。
朝里小学校6年の塚崎煌太朗君は、「初めて参加し、どんな話し方をするのか知りたいと思った。ALTの人と一対一で話すことは、なかなかない機会だったので楽しい」と話した。
花園小学校5年の小島美咲さんは、「ALTとは、好きなアイドルが同じだったので盛り上がった。英語を習っているので、こういうところで勉強するのも好き」と話した。
5日(金)は同会場で中学生11名が参加する予定。
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