札学院大生7名が講師 スマホ教室in赤岩町会

 ZoomやLINEで繋がる町内会を目標とする、スマホ教室in小樽の町内会実行委員会(松代弘之代表)では、7月16日(土)10:00から赤岩会館(赤岩1)でスマホ教室を開き、同町内会員(北田健二会長)20名が参加した。

 

 同実行委員会は、2021(令和3)年度から小樽市ふるさとまちづくり協働事業助成事業に採択され、2022(令和4)年度に初めてスマホ教室を行い、今後10ヵ所ほどで教室を開く予定だとしている。

 

 松代代表が、札幌学院大学非常勤講師の縁で、同大に通う3〜4年生7名が講師を務め、LINEでグループ登録をしてやりとりをすることを最終目標に掲げ、スマートフォンに関する困りごとなどを、優しく丁寧に指導し疑問を解決した。

 

 北田会長は、「連合町会からの案内があり、会員の皆さんが望まれ町会でも開いた。大学生と高齢者が気軽にスマホができる関係を作り、町会活動の活性化にも繋げたい。

 

 ひきこもりがちの高齢者がLINEを通じて元気になり、大学生もやりがいを感じてもらいたい。会館を軸として新しいまちづくりを進めたい」と話した。

 

 ガラケーのサービスが3月末で終わり、スマホに替えた男性は、「日頃は電話としてしか使っていない。

 

 今日はグループLINEの設定をした。スマホ教室はなかなか面白く、学生さんたちの説明はとても分かりやすかった」と話し、参加者は、削除方法なども学び、満足した様子だった。

 

 同大3年の瀧沢友那さんは、「初めての参加で緊張したが、最低限の力を発揮できた。LINEを登録し、ニュースの見方やグループで来たトークの見え方、カメラの操作方法を伝えた」と話した。

 

 同町内会は、赤岩1丁目・2丁目・高島5丁目・祝津1丁目の広範囲に渡り、1,117件が加盟している。新型コロナウイルス感染症が拡大し、会館を利用していたサークル活動が減少し、コロナ前に戻るには時間がかかりそうだ。

 

 教室終了後、同会場で、潮ねりこみに国際スポーツ雪かき選手権実行委員会の梯団で参加する学生たちと、教室に参加した町内会の希望者も、良い機会になると加わり、同じ梯団に参加する松ヶ枝中学校の生徒をZoomで繋ぎ、踊りの稽古に参加した。

 

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