龍宮神社(稲穂3･本間公祐宮司)では、毎年6月20日〜22日に行われている例大祭を、新型コロナ感染対策を徹底して、2022(令和4)年の今年は3年ぶりに実施し、神輿渡御･露店出店･松前神楽奉納･打々っ鼓太鼓も開催決定した。
20日(月)は17:00から宵宮祭、18:00からいなほ幼稚園園児の稚児舞奉納･小樽松前神楽保存会よる松前神楽奉納。
21日(火)は8:00から本祭、9:00から神幸祭、13:00からはサンモール一番街(稲穂1)から都通り商店街(稲穂2)アーケード内で神輿行列を行った。
本来なら、各地の神輿会から担ぎ手が集まるところだが、今回は、コースも時間も短縮しての実施となり、小樽龍祭会会員のみの参加とした。
天狗を先頭に、本間宮司･中ノ目孝道祭典委員長･龍宮子供奴･大人奴･お稚児さん･子ども神輿･小樽龍祭会(井上利廣会長)の担ぎ手約60名が神輿行列を行い、久しぶりの祭りの賑やかな雰囲気に見物客が大勢集まった。
日々練習に励んでいた神輿行列の参加者は、前日に抗原検査を実施して陰性を確認する徹底ぶりでその成果を発揮。威勢の良い掛け声を響かせて担ぐ姿に、見物客も元気をもらっていた。
子供奴の坂田菜緒さん(小4)は、「3年ぶりにお祭りで奴振りができて嬉しい」と話し、母親は「みんな一番の出来だった」と話した。
井上会長は、「全員、抗原検査を実施して陰性を確認して、会員のみの参加となったが、3年ぶりに神輿を担ぐことができ、伝統を維持できて嬉しい」と話し、神輿を担いだ男性は、「気持ちが良い。この日を待っていた」と喜んでいた。
龍宮神社から梁川通りには70店舗ほどの露店が並び、多くの人が行き交い飲食を楽しんでいた。
梁川通りの空店舗(稲穂4･元美容室エルマール)では、フリーマーケットを開催し、写真やCD･懐かしい弁当箱などを販売。
最終日の22日(水)は、10:00から後日祭、17:00から稚児舞奉納、17:20から松前神楽奉納、18:15からいなほ空手クラブの子供空手演舞、18:30から打々っ鼓太鼓奉納を予定している。
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