小樽市銭函工業協同組合(中村良輝理事長・組合員40社)は、環境保全や資源問題の課題解決に貢献するSDGsの一環として、6月18日(土)9:30から、銭函海水浴場の海浜清掃を実施した。
組合員企業の社員やその家族・取引先企業、北海道職業能力開発大学校の教員8名と学生22名を含む150名が参加。
同組合は、1976(昭和51)年4月に設立され、高度技術と生産性の向上・販路拡大・労働の安定確保をはじめとする企業の体質改善を図り、組合員が一致協力して事態に即応するとともに、企業の安定と近代化への発展・寄与に努めている。
開始に先立ち、同組合理事で極東高分子株式会社の村上常務取締役は、「環境に対する取り組みは重要で、プラスチック容器などの製品を作る会社なので責任があり、組合へ声をかけたところ賛同してもらい清掃活動が実現した。社会教育の場としてSDCsに取り組んでいる」と挨拶。
同組合・國井雄一青年部長から説明があり、この時期らしい21℃前後の清々しい天候の中、同海水浴場の一角(全長370m×幅50m)に落ちているプラスチックごみなどを集めた。
今年度の開設は7月2日(土)〜8月24日(水)を予定し、綺麗になった海水浴で安全に楽しんでもらいたいと、清掃活動にも力が入っていた。
組合企業に勤務する人の家族連れの参加も多く、4歳の男の子は、砂浜に落ちている細かいプラスチック片などを熱心に拾い集めていた。
北海道職業能力開発大学校電気エネルギー制御科の学生2名は、「銭函海岸での清掃活動は初めてで、先日散歩した時に、ゴミが沢山落ちていたので、今日は頑張ろうと思う」と話していた。