小樽警察署(富岡1・本間博幸署長)では、6月15日(水)9:00から、人通りが多くなる年金支給日に合わせ、北海道銀行小樽支店(稲穂2)前・北海道信用金庫小樽支店(稲穂1)前・小樽郵便局( 色内1)前の3ヵ所で、特殊詐欺被害防止の街頭啓発活動を行った。
小樽自主防犯ボランティア団体構成員1名・北海道警察学生ボランティアジャンパーズ1名・北海道財務局小樽出張所職員5名・警友会小樽支部員8名・小樽警察署員5名・ワンワンパトロール隊員10名とパトロール犬5頭が、3ヵ所に分かれて活動に協力。啓発物400部を通行人や銀行の利用者に配布し、詐欺に注意するように呼び掛けた。
ジャンパーズ・小樽商科大学3年の間島さんは、「スマホの料金関連で詐欺メールが届いたことがある。詐欺に遭わないように気を付けてもらいたい」と、啓発物の配布に協力していた。
同署・浜島美輝生活安全課長は、「知らない人からの電話でATMが出てきたら詐欺です。不審なメールや電話が届いたら警察に相談を」と、拡声器で注意を呼びかけた。
市内で発生した詐欺事例では、警察官を名乗る人からの電話で、「詐欺の犯人を捕まえたところ、あなたのキャッシュカードを持っていたため、警察が伺います」と言われ、対面してカードをさらに盗られたり、「不要なものがありませんか?」と訪問して室内を物色し、盗みを働く訪問盗など、あの手この手で手口を変え、依然として被害が無くならない現状だ。
不審に思ったり心配や悩みは、警察相談ダイヤル「♯9110」へ、事件事故は「110番」へ。
◎関連記事