小樽市(迫俊哉市長)は、6月5日(日)に、市内で新型コロナウイルスに感染した患者がゼロだったと、6日(月)15:00に発表。
今年1月10日(月)のゼロ公表以来となったが、新規陽性者数が全体的に減少しているが、昨日は医療機関の休診に伴い、検査数が少ないことも要因になっているとし、保健所では、引き続き、油断することなく感染対策の徹底を呼び掛けている。
5月29日(日)〜6月5日(土)1週間集計では、先週よりも95名減の136名の新規陽性者で、4週連続減少した。10歳以下が全体の3割を占め、依然として、若い世代の感染が多い。
52例目となる高齢者施設は職員18名と入所者57名の合計75名のまま。現在、クラスター関連には動きがなく新規もない。
現在、病院や高齢者施設においてのクラスターに関して調査を行うが、それ以外は追跡しないとし、今後のクラスター収束については、最後の陽性者から10日間経過後、その職場内の濃厚接触者について1週間の経過観察を見ることを実施。
保健所では、1月に入ってから感染が拡大して新規陽性患者が急増しており、積極的疫学調査の重点化で対象範囲を縮小するとした上で、濃厚接触者を陽性者の同居家族のみを調査対象とし、それ以外については調査対象外としているが、4月から検査と健康観察について一部業務の変更を行うとした。
陽性者の同居家族で濃厚接触の無症状者については、4月22日(金)から、委託を受けた医療機関で検査を実施するとして、検査を希望する人が発熱者相談センター(0120-510-010/24時間対応)に相談し、検査可能な医療機関を確認し、各自で医療機関に検査を申込む。症状のある人は、これまで同様にかかりつけ医、または相談センターへ連絡を入れる。
本日6日は学校関連での発表はなく、現在、学級閉鎖もない。
4月29日(金)から、市職員の新型コロナウイルス感染症の感染が確認された際の公表は、感染状況の変化や、感染予防対策の実施により業務に支障を来すことがなくなっていることなどから、今後、職員の感染により市民に影響が生じる場合以外は、報道発表や市HP掲載を行わないこととした。
◎市職員の新型コロナウイルス感染の公表の取扱い等について(外部)
発熱やせきなどの症状がある人で、かかりつけ医がいない場合の小樽市発熱者相談センターは、4月1日(金)から無料でかけられるフリーダイヤル(0120-510-010・24時間対応)となる。
小樽市における現検査状況は、累計71,210名のうち陽性者7,561名(再陽性者78名を含む)。陽性者のうち入院中10名・宿泊療養施設1名・自宅・施設療養117名・宿泊療養等調整中0名、陰性確認済等7,361名、死亡72名。
◎自身や身近な人が新型コロナに感染した時の対応について(外部)
◎6月6日新型コロナウイルスに関連した1週間の累計報告について(PDF)
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