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勇壮な武者絵が浮かぶ「ねぷた」や人気キャラクターの鉄腕アトム、ピカチューなどの手作り“あんどん”(行灯)が、8月7日(土)夕刻から高島町内を練り歩いた。
高島町会主催の“七夕あんどんパレード”は、7日(土)夕刻から9基の手作り“あんどん”が参加。出発地の高島会館に勢揃いした灯の入った“あんどん”が、夕闇にくっきり浮かぶ。子供たちに引かれた“あんどんパレード”は、車の台車に載せられ、ゆっくりと町内を巡る。
高島地区の100年を誇る伝統ある「七夕まつり」。“あんどんパレード”が、1998年(平成10年)に中止になって以来の復活。東北地方の出身者が始めた「あんどんパレード”は、昔は参加する子供たちの人数も多く、賑わったという。
高島町会の役員斉藤正博さんは、「昔は子供が多く、担いだり引いたりして町内を巡り、最後は海に入ってあんどんを洗ったりしたのだが、最近は、子供の数がめっきり減ったので車に載せている。高島の伝統ある行事なので、これからも続けていきたい」と話す。
町内を巡った9基の“あんどん”は高島会館に戻り、子供たちは参加賞をもらって喜んでいた。