市老連演芸会 多芸な出演者に拍手


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 第14回小樽市老人クラブ連合会演芸会が10月6日(木)、市民センターマリンホールにて行われ、30組・108名によるコーラス、カラオケ、舞踊、フラダンスなどが披露された。
 会場は満席となり、日頃の練習の成果を発揮した演者に、大勢の観客から熱い拍手が送られ、芸術の秋にふさわしいなごやかな時間が流れていた。
 開会式では、市老連白井正孝会長が「今年で14回目となり、始めたのは市老連30周年記念のお祝い行事で演芸会が行われ、大変評判が良く、将来につなげていこうとここまで来た。さらに、ずっと続けて欲しい。明るく楽しく賑やかなものであるためには、出演者はもちろん、会場に集まったみなさんもご声援と拍手で気持ちをひとつにして盛り上げていただきたい」と挨拶。
 市議会定例会のため、出席出来なかった中松市長と横田市議会議長よりお祝いのメッセージが届いてた。
 第1部初めは、市老連カトレアコーラス部50名による合唱が披露された。指揮者大道恒雄さん、ピアノ伴奏は白根雅美さん。「里の秋」「あざみの歌」「ほろほろと」の3曲が熱唱された。

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 9番目にカラオケを披露した新光東長寿会・木村盛恵さんは、「津軽慕情」を歌い、客席からは、同じクラブの会員がライトを左右に振って声援を送った。歌い終わった木村さんは、客席へ来てひとりひとりにお礼をし、仲の良いクラブの団結心が感じられた。
 木村さんは、「今回初めて演芸会に出場した。歌はずっと前から歌っていて、30年前はステージに立っていたこともある。この歌詞のように『北へ流れるあの雲が・・・』と、季節は違うけれどふるさとを思い出し、まぶたに思い浮かべて会場の遠くを見て歌いたかったが、真っ暗で町会の人たちは見えたがそれ以上は見えなかった。上手く伝えられなかったように思い残念だ」と話していたが、感情が込められた歌は、観客に感動を与え沢山の拍手が湧き起こっていた。
 会場を出てきた女性の団体は、「これから出演者との打ち上げがある。大変楽しかった」と笑顔だった。

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