大玉花火「うしお恋火」咲かず!濃霧に散った「大花火大会」!

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 「おたる潮まつり」のフィナーレを飾る「大花火大会」が、8月1日20:00から行われたが、濃霧に遮られ、音はすれども花火は見えず、無残な結果に終わった。

 7月30日から3日間開かれていた「第38回おたる潮まつり」は、8月1日が最終日。日中は曇天の中、神輿パレードが市内を練り歩き、20:00から祭りの最後を飾る「大花火大会」が小樽港で開かれた。

 ところが、花火開始時には港や街一帯に濃霧が立ち込め、天狗山などの周辺の丘陵もガスに包まれた。

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 このため、花火会場の仕掛け花火などが眺められる一部分を除き、遠くや、ビル・マンションなどから、例年通りに花火見物を決め込んだ市民には、ガスで包まれ音だけしか聞こえないという、花火のない音だけ大会となった。

 今年の「大花火大会」には、大会の目玉用に道内でも例のない、1尺6寸の大玉「うしお恋火」を2発打ち上げたが、400mにもなる大輪の花は、濃霧に包まれ花を咲かせなかった。

 見物客からは「大金をかけてやっているのに見えないのでは、金を捨てているようなもの。このご時世にもったいない。延期をして天気の良い時にやる方法もあったはずなのに!」と、ガックリと肩を落としていた。