生徒児童の減少により、小樽市立忍路中央小学校と小樽市立忍路中学校は、同中学校が同小学校へ移転し、市内初の小中併置校(小樽市立忍路小中学校・代永研校長)が、4月6日(水)からスタートした。
新入学児童1名を含む小学1年生〜6年生の17名・中学2年生〜3年生7名の合計24名と教職員24名が、小中併置校のメリットと恵まれた環境と地域の資源を活かし、地域の魅力ある学校生活を始めた。
校舎入口には、2つの学校名と校章が飾られ、地域住民を招いて、9:00から体育館で始業式が行われた。
両校の校歌が流れた後、代永校長は、「教育目標の“かしこい、やさしい、たくましく”で、今までの自分を超えるよう学校生活を送ってください」とエールを贈り、職員24名を紹介して小中学生が向かい合い対面式を行った。
6年生の小川結愛さんは、「この学校は、小樽市で初めての小中併置校となり、同校としても新しい歴史のスタート。みんなで沢山声を掛け合って、ひとりひとりが積極的に行動し、助け合える学校にしていきたい。
私は6年生として、新しい1年生の面倒をしっかりみたり、委員会の時は新しい4年生や5年生と協力して、しっかり意見をまとめられるようにがんばりたい」と抱負を語った。
10:30からは新一年生を迎える入学式が行われ、今後、運動会や学芸会などの行事を小中一緒に参加して行う予定。