小樽市内新型コロナ感染状況 新規陽性29名

 小樽市(迫俊哉市長)は、4月4日(月)に、市内4,971〜4,999例目(道内230,477〜230,505例目)となる新型コロナウイルスに感染した患者29名を確認したと、5日(火)15:00に発表。

 

 症状は軽症が27名・無症状2名で重症者はいない。本日の29名のうち14名は市内の陽性患者との接触で、残り15名は感染経路不明。

 

 41例目となる高齢者施設は職員21名(市外1名)・入所者70名の合計91名、43例目となる高齢者施設は職員7名(市外1名)・入所者53名の合計60名、49例目となる高齢者施設は職員3名・入所者39名の合計42名、50例目となる介護事業所は職員2名と利用者11名の合計13名のまま。

 

 48例目となる介護事業所は3月26日(土)を以って収束し、クラスタ—関連では新規も感染の拡大もない。

 

 1月に入ってから感染が拡大して新規陽性患者が急増しており、積極的疫学調査の重点化で対象範囲を縮小するとした上で、濃厚接触者を陽性者の同居家族のみを調査対象とし、それ以外については調査対象外とし、今後、病院や高齢者施設においてのクラスターに関しては調査を行うが、それ以外は追跡しないとし、今後のクラスター収束については、最後の陽性者から10日間経過後、その職場内の濃厚接触者について1週間の経過観察を見ることを実施。

 

 財政部資産税課の50歳代男性職員は、3日(日)に発熱・咽頭痛の症状があり、4日(月)に医療機関を受診し、検査を行い陽性を確認。最終勤務日は1日(金)で以降休務。職場や来庁者に濃厚接触者はないと判断し、通常通り業務を実施。

 

 小樽市立病院では、50歳代女性事務員の陽性を確認。3日(日)に発熱と咽頭痛の症状があり、4日(月)に同院で抗原定性検査を行い陽性を確認。最終出勤日は1日(金)で、2日(土)以降は休務。検査を要する関係者はいない。診療業務は通常通り実施。

 

 発熱やせきなどの症状がある人で、かかりつけ医がいない場合の小樽市発熱者相談センターは、4月1日(金)0:00から無料でかけられるフリーダイヤル(0120-510-010・24時間対応)となる。

 

 小樽市における現検査状況は、累計58,851名のうち陽性者4,999名(再陽性者27名を含む)。陽性者のうち入院中10名・宿泊療養施設3名・自宅・施設療養170名・宿泊療養等調整中2名、陰性確認済等4,743名、死亡71名。

 

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