パー件事件で「懲戒処分」 現職部長を更迭し参事に異動


mayor727.jpg 中松義治小樽市長は、7月27日(水)11:30から記者会見を開き、先の市長選で「中松よしはる後援会」が、市役所内で起こしたパーティー券売買の政治資金規正法違反事件で、「小樽市分限懲戒審査委員会」が出した答申を受けて、略式命令を受けた8人の部長にそれぞれ減給10分の1を6ヵ月と3か月を科す「職員懲戒処分」を行ったと発表した。
 この懲戒処分に伴い、7人の現職部長は、それぞれ部長職を更迭となり、参事職へ異動となった。これに伴い、8月1日付の人事異動では、後任として7人の部長が昇任し、若手部長が誕生した。
 この大幅な部長の入れ替え人事は、小樽市役所始まって以来のもので、パー件事件を市役所の組織ぐるみで起こした結果の自業自得人事となった。
 懲戒処分の内容と異動は以下の通り。
  ○減給1/10 6ヵ月 1名
   山崎範夫生活環境部参事(前総務部長)
  ○減給1/10 3ヵ月 7名
   貞原正夫財務部長   → 水道局参事
   明井隆生生活環境部長 → 生活環境部参事
   志久旭医療保険部長  → 福祉部参事(社会福祉協議会派遣)
   中村浩福祉部長    → 保健所参事
   竹田文隆建設部長   → 建設部参事
   会田泰規消防長    → 総務部参事
   大野博幸教育部長   → 教育部参事
 >小樽市長の補助機関である委員会に関する規則
 >小樽市職員の分限処分の基準等に関する訓令
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