小樽最大のイベントで夏祭りのハイライトとなる「第38回おたる潮まつり」(7/30・31・8/1)が、今年はニュージーランドやロシアからの参加者が予定され、国際色豊かなものになる。
小樽市と姉妹都市のニュージーランド・ダニーデン市から“潮まつり”に合わせ、総勢24名の親善使節団が、7月29日(木)から8月2日(月)までの日程で来樽する。
30日(金)の“潮まつり”開祭式に参加し、31日(土)の「潮ねりこみ」では、市役所梯団に24名全員がハッピ姿で街をねり歩き、8月1日(日)の花火大会で1尺6寸の大玉の花火「うしお恋火」などを見物する。
また、小樽市とロシアを結ぶ客船「マリーナ・ツヴェタイワ号」の乗客約100人が、「潮ふれこみ」か「潮ねりこみ」のいずれかに参加を予定しており、国際色を一層高めることになる。
30日(金)には、豪華客船「飛鳥」(28,256トン)が、乗客465名を乗せ入港する。「飛鳥」は北海道・サハリンクルーズの帰途で、“潮まつり”開祭中第3ふ頭に錨を下ろす。同船の滞在は8:00入港、16:00出港の日帰りだが、市の港湾部では8:15から同船内で入港歓迎式典を開くことにしている。
海で海外と繋がる小樽の今夏は、外国船の入港をはじめ、祭りに参加する外国人の増加で、国際色がさらに豊かなものになりそうだ。
これを機会に“潮まつり”も、国際的に有名となるイベントへ、大転換を遂げたらどうか?!