第24回小樽雪あかりの路実行委員会の2回目が、1月31日(月)14:00から、小樽市観光物産プラザ(色内2)三番庫ギャラリーで開かれた。
冒頭、西條文雪実行委員長は、「従来通りにはできないが、あかりを消さずに点けることへの重要性を考え、小樽を訪れる観光客に、ロウソクのあかりが見えるおもてなしの気持ちを感じてもらえるような方法で行いたい。ぜひ意見を聞きたい」と挨拶。
12月に開催された1回目の実行委員会で、新型コロナウイルスの感染状況に関わらず実施するものとして、市民に公式ロウソクの無料配布を決定。2月11日(金)〜13日(日)に、自宅・店舗・職場などにロウソクを灯し、市内全体を「雪あかりの路」とするあかり人を募った。
あかり人は、ロウソクを灯す・SNSで雪あかり情報を拡散する・広告等に協賛する・クラウドファンディングに応戦する人も含まれる。
1月20日(木)から2月13日(日)まで、用意した1万袋のロウソクを市内7カ所で無料配布。30日(日)時点で、個人350袋・27団体1,400袋の合計1,750袋を配布した。
目標額50万円を大幅に超える広告掲載料46件・228万円が集まり、公式HPをリニューアルし、広告協賛のページとして、企業からのメッセージや商品も紹介する。
目標額150万円のクラウドファンディングは33件・18万円に留まっているが、2月13日(日)まで募っている。返礼として、エターナルスノウウエディング参加者を募集しているが、現在申込がないため見送る方針。
小樽商科大学学生が中心となった小学生のワークショップに関しても、延期または見送ることとした。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、2月20日(木)まで、まん延防止等重点措置が適用される状況にあり、感染状況で内容を変更するものとし、小樽運河会場での小規模会場の実施については、公式会場を設定せず、人を呼び込んでの開催は見送り、市内全体を「雪あかりの路」としてロウソクを灯し、あかり人が第24回目を繋ぐ。
西條実行委員長は、「運河会場の公式会場の設定はなく、運河の浮き球キャンドルも行わないが、運河や商店街を灯すことで、訪れた観光客におもてなしの気持ちを少しでも示したい。小樽の観光のために協賛してもらている。最低限のセッティングをしたい」と方法を模索した。
実行委員会事務局では、感染が見通せない状況の中、どのような方法で行うかは、これから考えたいとした。
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