小樽市(迫俊哉市長)は、1月30日(日)に、市内2,021〜2,060例目(道内90,055〜90,0094例目)となる新型コロナウイルスに感染した患者40名を確認したと、31日(月)15:00に発表。症状は軽症が37名で無症状3名、重症者はいない。
本日の40名のうち33名は市内外の陽性患者と接触があり、残り7名は感染経路不明。
保健所では、1月に入ってから感染が拡大して新規陽性患者が急増しており、積極的疫学調査の重点化で対象範囲を縮小するとした上で、濃厚接触者を陽性者の同居家族のみを調査対象とし、それ以外については調査対象外とし、今後、病院や高齢者施設においてのクラスターに関しては調査を行うが、それ以外は追跡しないとしている。
また、これまで公表したクラスターの収束は公表するとし、昨日、27例目の潮見台中学校収束を発表。現在、28例目の建設事業所・29例目の花園小学校・30例目の潮見台小学校・31例目の医療事業所の4件は継続中。
本日31日(月)に市内小学校1校で感染者を確認。小学校では1月31日(月)〜2月4日(金)の間、学級閉鎖の措置を取り、関係者については調査中。
毎週月曜日発表の週間累計報告では、1月23日(日)〜1月29日(土)の新規陽性者は、市外在住1名を含む245名に及び、先週の16日(土)〜22日(日)の190名を55名上回り、感染状況が見通せない状況が続いている。
依然として若い世代の感染が目立ち、10歳未満34名・10歳代58名・20歳代32名の合計126名と全体の半数を占める。
保健所では、「依然、若い世代の感染が多いが、30〜40歳にも若い人から家族感染し、60歳代以上にも広がり、年代も少し上がってきていて、先が見えない状況が続いている」と話している。
発熱やせきなどの症状がある人は、かかりつけ医、または小樽市発熱者相談センター(0570-080-185)へ。
小樽市における現検査状況は、累計44,228名のうち陽性者2,060名(再陽性者8名を含む)。陽性者のうち入院中20名・宿泊療養施設8名・自宅・施設療養267名・宿泊療養等調整中10名、陰性確認済等1,699名、死亡56名。
◎1月31日新型コロナウイルスに関連した患者の発生について(PDF)
◎1月30日教育委員会職員の新型コロナウイルス感染について(外部)
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