7月19日(祝)は、海の日。小樽でも様々の海のイベントが行われた。
土日祝の3連休となった小樽の海水浴場には、今夏の泳ぎ始めの海水浴客で賑わった。19日の海の日には、銭函の小樽ドリームビーチは、札幌からの客など約7,000人もの海水浴客が押し寄せ、いよいよ海のシーズンも本番をむかえた。
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小樽港では、深海調査研究船「かいれい」(4,628トン)が搭載する、海溝無人探査機の「かいこう7000」とが一般公開された。
公開は、午前10時から午後4時までで、この珍しい深海調査船に約600人の見学者が訪れた。
深海調査研究船「かいれい」(4,628トン)は、国内で唯一海底10,000mを調査できる無人探査機「かいこう」を持っていることで知られている。ところが、海底10,000mを調査できる「かいこう」を、2003年5月四国の室戸岬沖でケーブルの切断事故で失った。このため、急遽改造した「かいこう7000」が搭載され、7月6日横須賀港を出航し潜航調査をし、7月15日には日本海溝で、7,000mの試験潜航に成功し、17日に小樽港に入った。
母船「かいれい」と無人探査機「「かいこう7000」の公開は、小樽港第3ふ頭で19日(月・祝)の海の日に、「思いっきり夏港おたる」のキャンペーンに合わせて行われた。
見学者たちは、船内の狭い通路を上がったり下がったりで「迷子になってしまう」と言いながら船内見学で、係員の説明に聞き入っていた。
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一方、18・19日には「マリン・フェスタin小樽」が、小樽築港臨海公園・小樽港マリーナなどで開かれた。水上オートバイ・モーターボート・カヌーなどの体験乗船や、水難救助デモンストレーションなどが繰り広げられた。会場では、缶詰販売実習・ミニライブ・フリーマーケットなどもあり家族連れが連休の一日を、心地良い海風を受けながら楽しんでいた。