今年は石山町と入船町 小樽スポーツ雪かき参加者募集

 国際スポーツ雪かき選手権実行委員会(松代弘之実行委員長)では、大会初Zoomとリアルの2刀流で、国土交通省の補助事業に採択された第9回国際スポーツ雪かき選手権in小樽2022を2月に開催する。

 

 石山町会の協力を得て、全国から参加チームを募り、2月11日(金・祝)リモートで、2月19日(土)は入船六三町会の協力を得て、市内を中心に参加チームを募集し現地開催する2つの日程を企画した。

 

 同選手権は、2013(平成25)年に高齢化が進む小樽市の除雪問題の解決にと始められ、現在、約30名の学生が運営スタッフとなって準備を進めている。

 

 学生スタッフを募集するプロモーションチームと現地調査や道具の調達など地域対応チームに分かれ、大学生が雪かきを通じて町会を中心とした小樽の地域コミュニティを活性化させるために奮起し、協力し合い活動している。

 

 参加者は中学生以上を対象に、QRコードまたは公式HPから申込可能で、両日20チームを募集し、大会日3日前までの受付で参加費無料。

 20分間の雪かきで消費したカロリーを競うルールで、各チームに配布される活動量計をメンバー全員が装着するのが条件。

 

 一般の部・中学の部・高校の部の成績上位3チームに賞品を授与し、優勝チーム・一般の部はクオカ―ド5,000円相当、中学と高校の部は図書カード5,000円相当が、各部門の準優勝チームには3,000円相当、3位は2,000円相当が贈られる。

 

 酒井崇光大会本部長(大学3年)は、「石山や入船でリモートも含め開催できて嬉しい。今後も他の町会など市全体で同じようなことができればと思う。高齢者の皆さんと若者とが交流して町を作っていきたい。学生スタッフが、次に繋げられるような体制づくりも構築したい」と話した。

 

 ◎国際スポーツ雪かき選手権(外部)

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