おたる水族館(祝津3・伊勢伸弥館長)は、2022(令和4)年の寅年にちなみ、トラやタイガーと名の付く海の生き物を展示し、観察する楽しさを感じてもらうことを目的とした「干支展」を、2022年1月1日(土)〜2月23日(水)に実施する。
まず初めに9種類を展示し、到着次第順次増やす予定で、最大12種までになるという。展示水槽前には、対象生物が分かるように特別な解説板を設置。
常設展示中のトラフザメ・オニダルマオコゼ・アカボシハナゴイに加え、新規入手済みのトラザメ・トラフグ・トラウツボ・トラフシャコ・タイガージョーフィッシュ・トラフナマコ、1月上旬入荷予定のタイガーゴビー、入荷待ちのサンゴトラザメ、トラフカラッパの3種も新規展示となる。
スタート時点でお目にかかれる、黄色と黒の綺麗な縞模様はトラのような出で立ちのトラフシャコは、同館初展示となる。
沖縄以南・アフリカ東岸・インド洋、日本では紀伊半島以南に分布。浅い砂地の海水棲で主にサンゴ礁に生息し、砂泥底に縦穴を掘って生活する世界最大の全長40cmもあるシャコで、食用としている地域もある。
1月8日(土)・9日(日)・10日(月・祝)の3連休は、2001(平成13)年4月2日から2002(平成14)年4月1日生まれの新成人を対象に、免許証や保険証など年齢が分かるものをチケット売り場で提示すると、入館無料のサービスが受けられる。
◎関連記事