第一ゴム(株)とおたる運がっぱコラボ マスクケース開発

 小樽の長靴メーカーの第一ゴム株式会社(奥沢3)と印刷物製造企業の株式会社石井印刷(相生町8)が、初のコラボレーションとしてマスクケースを開発。

 

 12月中旬に400個を完成させ、12月17日(金)10:00から、同社の子会社である第一化工株式会社(奥沢3)製造工場で完成披露会を行い、化成品事業本部営業部・砂原瑞樹さんから、運がっぱに完成品が手渡された。

 

 新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、マスク生活を余儀なくされ、抗菌材料を使用した活性炭入りシートやミラー付きの同社製マスクケースが、すでに製造販売されている。

 

 今回は、小樽の企業同士でコラボしようと、石井印刷から運がっぱと“長靴・アマビエ・シマエナガ”、ランプや握り寿司などのオリジナルシールと、抗菌封筒3枚をセットにした。ケースの大きさは縦11.5cm×横19cm×幅1.3cm、カラーはホワイト・ダークネイビー・空色・桃色の4色。

 

 販売価格は1個1,100円(税込)で、12月20日(月)から、第一ゴム公式ネットショップ「北のマルシャン」(外部)で、同日12:30から小樽紙匠堂WEBSHOP(外部) と小樽市観光物産プラザ(色内2)で販売を開始する。

 

 砂原さんは、「今後もマスク着用の生活が続き、観光客に向けた商品を考え、運がっぱとコラボし、思った以上にかわいいものができた。皆さんに使ってもらいたい」と話している。

 

 石井印刷の長谷川義之事業部次長は、「年内に完成できて良かった。小樽製の物を皆さんに使ってもらいたい。年末年始、人が集まる機会が多くなり、感染拡大防止への意識向上にも貢献できればと思う。好きなシールを貼って、カスタマイズしてもらい」とした。

 

 両社は、小樽で製造した商品が完成したことで、市民をはじめ、観光客の土産にと期待を寄せている。