12月に入っても雪が少ない冬を過ごしていた小樽市内だが、冬型の気圧配置が強まった影響で、12月19日(金)未明から断続的に雪が降り続き、20:30で積雪47cmを観測。一日で大量に降り積もった。
雪がなかった状態から、一気に積雪状態となり、市民は、玄関を塞ぐほどの大雪にうんざりし、除雪機を初出動させるなどして雪かきをしいられ、改めて小樽の冬の厳しさを目の当たりにした。
また、夕方には、札樽自動車道の小樽IC-銭函IC間の通行止、後志自動車道の小樽JCT-余市IC間では、札幌方面・余市方面共に通行止となり、交通機関への影響も出ている。
北海道の173観測地点で、一番の積雪だったのは上川地方の朱鞠内で90cm、上川地方や宗谷地方が上位を占める中、後志で一番の積雪となった小樽は47cmと7番目に多く、豪雪地方の倶知安の40㎝を超えた。札幌も40cmと多く、札幌市と小樽市には大雪警報が発令中。
気温はマイナス1℃前後に経過し、最高気温は1:22で0.8℃、最低気温は20:54でマイナス3.7℃と、一日中氷点下の真冬日にはならなかった。
明日にかけても雪雲が流れ込み、雪が降るとともに厳しい寒さとなる。気温も最低がマイナス8℃で、最高でもマイナス6℃と、一日中中氷点下の今シーズン初の真冬日となる見込み。
◎2021年12月17日の北海道の日最深積雪深いほうから(外部)