小樽市(迫俊哉市長)は、2021(令和3)年度市功労者に、社会民生部門から荒田一正さん(74)を表彰した。
11月29日(月)16:00から、市役所(花園2)消防庁舎6階講堂で表彰式が開かれ、迫市長をはじめ、小山秀昭副市長、鈴木喜明市議会議長ら関係者が出席。
市の表彰規則に則り、1970(昭和45)年から、自治・教育文化・産業・社会等の振興発展に顕著な功績のあったものを表彰。10月18日(月)に表彰選考委員会を実施し、今年度の功労者を全会一致で決定した。
小樽危険物安全協会会長として、災害の予防や危険物安保意識の向上に取り組み、公益社団法人小樽法人会長として、税知識の普及と納税意識の高揚の携わり、小樽地区保護司会会長として、再犯防止や更生支援に尽力するなど、多くの分野にわたる活動を通じて、市の安全安心に多大な貢献をしたことを選考理由とした。
迫市長は、「危険物を安全に取り扱う意識の啓発、税についての正しい知識や納税意識の啓発、罪を犯してしまった人への再犯の防止、様々な活動を通じて、市の安全安心、さらに社会の公平さなど、尊い社会的価値のために尽力されてきた功績を称え、本年度の功労者として表彰する。市民を代表して深く敬意を表し心から感謝する」と式辞を述べた。
現在、株式会社荒田商会会長で、小樽間税会・小樽地区保護司会・小樽法人会の顧問や小樽消防安全協会相談役を務めている荒田さんは、「昭和58年、36歳の時に小樽青年会議所の理事長を務めた。その頃、まちづくりの中で一番の問題の運河問題があった年で、印象に残っている。こうした経験から、良いまちづくりのためには安心安全が重要で、原動力となり今に繋がっている。
様々な団体の役員を務め、危険物の安全意識の向上を目的とした事業展開等によって、地域社会の発展に取り組んできた。3つの分野の活動を展開をするにあたり、必ず成果への手柄を考え、“山椒は小粒でもぴりりと辛い”をモットーにして行動し、加えて人材を発掘し協力を求め実行する。
良いメンバー・良い出会いを大切にすることを常に心に意識している。応援してくれている多くの方々に感謝している」と挨拶した。
◎関連記事