≪市議選≫　新旧の交代　２８議席に３２人が立候補予定

　4月10日（日）投開票の知事選・道議選の選挙運動が激しさを増している中、4月24日（日）の市民に身近な市長選・市議会選の行方にも、市民の関心が高まっている。
　市長選は、これまで立起表明をした中松義治・森井秀明・佐藤静雄の3氏の争いになっている。
　市議選は、4月に入って、これからの駆け込み立候補が時間的に難しくなったことで、これまでに立候補を予定している32人が28議席を巡って争う、4人しか落選しないという、少数激戦の展開を見せている。
　今回、立候補を予定しているのは、現職19人、元職2人、新人11人の計32人。
　前回の2007年の市議選は、定数削減の影響もあり、28 議席を現職市議23人と前職2人、元職1人、新人13人の計39人で、現職・新人の入り乱れた戦いを展開した。党派別内訳は、自由民主党は13(現11・新2)、公明党5(現3・新2)、共産党5(現4・前1)、民主党3(現1・新2)、新党大地2(新2)、社民党1(新1)、無所属10(現4・元2・新 4)となっている。
　今回の党派別内訳は、自由民主党は9(現6・元1・新2)、公明党5(現4・新１)、共産党5(現3・新2)、民主市民連合4(現3・新1)、新党大地2(現1・新1)、無所属 7(現2・元1・新4)となっている。目立っているのは、前回13人を立てた自民党が、今回は4人も減らしていることだ。自民党の全国的な退潮ムードがここにも及んでいる。
　4月24日（日）投開票の市議選の立候補予定者が32人に絞られたことで、残る20日間で、当落の行方も決まってくることになる。