地域版介護予防教室「ふれあい」(横尾広三代表)では、11月19日(金)の予防教室開催に合わせ、冬の訪れを告げる恒例の干し柿作りを、ふれあい桜会館(桜1)で実施した。
同教室は、65歳以上を対象に、近くの町内会館等で介護予防に取り組むためのもので、ふれあいでは第1・第3金曜日10:00〜11:30に、ストレッチなどの体操を行い、干し柿作りは、手先と脳トレのひとつとして再開された。
本日の介護教室の後、サポーター4名を含む15名が参加し、桜町在住の奥夫妻が、近所の庭から譲り受けて収穫した柿約350個を使用。
今年の柿は粒が大きく扱いやすく、全てをテーブルに広げ、皮を剥く・紐に繋ぐ・玄関前に吊るすなど、手分けして作業に取り掛かった。
昨年はコロナ禍で中止となったが、初体験する人もいる中、毎年の恒例行事で手際良く皮を剥き、紐に繋がれ、見る見るうちにオレンジ色が映える柿暖簾が出来上がった。
北海道で干し柿作りは珍しく、いろいろ調べて挑戦しているという。会館前に吊るされた柿を見た小中学生は喜び、他の町内会からも視察に訪れるなど話題となっている。
50分ほどで、5個ずつ紐に繋がれたものが60本でき、会館前の軒下に綺麗に吊るされた。
今はまだ渋が抜けず食べられないが、程よく干されると甘くて美味しくなるそうだ。12月第3金曜日の同教室で、持ち帰りしてもらい各自で食べる予定。
横尾代表は、「今年は初めての人もいて、楽しみにしている。みんなで一緒にやるのはとても良いことで、運動後に、和やかにおしゃべりしながらできて良かった」と話した。
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