ピアノと箏アンサンブル 箏華会発表会

 11月7日(日)13:30から小樽市民センター(色内2)マリンホールで、箏華会(平川萩寿恒代表)によるピアノと琴の発表会が開催され、子どもから大人まで約30名が、日頃の練習の成果を披露し、心に響く発表会となった。

 

 邦楽を指導する平川代表はピアノ講師も務めており、洋楽や邦楽をアレンジして演奏し、和楽器の箏とピアノの両方で観客を楽しませた。

 

 和楽器バンドの曲として脚光を浴びた箏アンサンブル「千本桜」では、初舞台の子どもたちの緊張が伝わり、今人気の鬼滅の刃の主題歌「紅蓮華」と続き、最後は、古典合奏曲「ひぐらし」を箏の演奏で締めくくった。

 

 箏演奏の合間に、部活動等で忙しい中練習に励んだ人や、昨年秋から習い始めて気持ちが込もった音が印象的な人、待ちに待ったコンサートで思い出深い曲を演奏した人、ピアノは一生の趣味と頑張っている人など12名が、ソロで演奏し、観客を楽しませた。

 

 演奏の前には、平川代表による演奏者や曲の思い出などのエピソードが紹介された。

 

 ストリーボック作曲「金の星」を演奏した、習い始め4年の荒又梨乃さん(小3)は、2年ぶり2回目の発表会で、「昨年から練習を続け上手に弾けた。思ったよりも緊張しなかった」と話し、小1から習っている姉の紗良さん(小6)は、いつか弾けるようにと、ベートーヴェン作曲「エリーゼのために」に挑戦、「沢山練習したけど間違えたところもあったが上手にできた。とても緊張した」と話した。

 

 祖母は、「ショパンの幻想曲をリクエストしていた。孫のピアノの演奏を楽しみにしている」と話した。

 

 ◎アーティストバンク〜箏華会(外部)