秋の花々一堂に!小樽市文化祭〜3団体合同華展

 小樽市文化祭関連の市立小樽美術館(色内1)を会場にした展示の最後を飾る合同華展が、10月29日(金)〜31日(日)で開かれている。

 

 多目的ギャラリーを会場に、池坊小樽支部(米山良子支部長)8点、深雪アートフラワー(遠田絢子代表)16点、小原流小樽支部(斎藤豊葉支部長)7点を展示し、コロナ禍で集まる機会も自粛を余儀なくされていたが、秋をテーマに3団体が協力。久しぶりに華やかな雰囲気に包まれた。

 

 池坊同支部は秋をテーマに、米山支部長は庭に咲いているホトトギスを花材にしたり、野ばらの赤い実なども作品に盛り込まれた。

 

 小原流は、鮮やかさが特徴のケイトウを使って生け、ピンクや紫のこんもりとした花が印象的だ。

 

 深雪アートフラワーは、遠田代表が得意とするバラに、糸を抜いて細かい手作業で作ったアスチルベを添えた作品や、会員2名の合作の紫陽花にカタツムリをのせた作品など、本物そっくりの出来栄えに。見学旅行中の子どもたちに取り囲まれ、遠田代表自らアートフラワーについて説明を行っていた。

 

 文化祭最終日の行事は、11月3日(火)文化の日に、12:30から生涯学習プラザ(富岡1)で短歌大会(公募)、13:00(開場12:30)から市民センター(色内2)で、邦楽邦舞・民謡の集い。出演は、正派邦楽会「雅貴代会」・箏曲山田流箏華会・新都山流尺八小樽都友会、小樽後志民謡連合会・正派若柳流若力会・吉松派若柳流旭蒲会・藤間扇玉会。

 

 ◎令和3年度第72回小樽市文化祭(外部)

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