10月21日(木)18:00から小樽市民センター(色内2)マリンホールで、朝里にヒ素カドミウム等の有害発削土を入れさせず地域の環境と水を守る会(大平静二・大内尊夫共同代表)と、小樽余市の巨大風力発電から自然と生活を守る会(平山秀朋代表)の共催で、「安心して暮らせるふるさとを守るフォーラム」が開かれる。
「これからもふるさとで安心して暮らせるのか?」という、自然環境に不安を生むような、大きな負荷を与える2つの巨大事業が進行していることに、市民に広く関心を持ってもらうため、初めて2団体合同でフォーラムを開催する。
朝里川温泉地区の土砂災害危険地の石切山に盛り土をし、北海道新幹線トンネル掘削土を処理しようとしている計画の無謀性と、巨大風力発電が毛無山を中心とした計画地域に最大200mの風車が27基も建設するために森林伐採面積が広く必要となるなどを知らせ、安心して暮らせるふるさとを守り、未来に繋げるための運動に加わる仲間を増やすとしている。
両会から概要の説明と進捗報告・活動報告後、北海道大学院農学研究員の土方健二氏による「掘削土の毒性について」、北海道自然保護協会理事佐々木邦夫氏の「巨大風力発電計画概要と環境への影響について」と、2人の専門家が自然への影響を提言し共に考える。
平山代表らが遠藤山に出向き、遠藤山を中止とした登山道の環境アセスメントに必要な調査を実施しているかを調査し、フォーラムで報告する予定。
来年までに準備書をまとめて北海道知事や市町村長へ送られ、市民団体として意見を述べられる最後の段階となる。11月中旬までに提出する署名も、会場でも募る予定。
安心して暮らせるふるさとを守るフォーラム
小樽市民センター(色内2)マリンホール10月21日(木)18:30〜20:00
定員200名で、参加希望者は申込不要で直接会場へ。資料代他300円を当日徴収する。
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