小樽ホタテブランド化推進プロジェクト実行委員会(久末智章実行委員長)は、小樽祝津産のホタテを「おタテ」とネーミングしてブランド化を目指し、小樽の活性化に向け様々な事業を企画。
コロナ禍で長期休業が続く飲食店業界を盛り上げようと企画していた“おタテ飲食フェア”は、当初9月4日(土)~10月3日(日)で開催予定だったが、緊急事態宣言が明ける10月1日(金)~31日(日)に変更。
緊急事態宣言等が解除され、今後、ワクチン接種の増加等と共に人の流れの回復が見込めると想定し、需要増を目指すと意気込んでいる。
同フェアでは、市内飲食店100店舗が名乗りを上げ、1店舗に1ヵ月最大400個まで無料提供される、祝津産殻付き活ホタテを使たオリジナルメニューでもてなし、集客を狙う。
おタテガイドブック(A5判・P40・1万部)には、同産ホタテの魅力やストーリー、ホタテ養殖漁業についても掲載し、同フェア参加100店のメニューをすべて紹介している。
2分20秒にまとめたPR動画も配信中で、早朝から100人もの漁業者が働く、地元で育てたホタテ養殖漁にスポットを当て、安定した生産量を誇るホタテの魅力を伝えている。おタテソングも完成間近とのこと。
同実行委員会は、「ホタテのブランド化を目的としているが、今はコロナ禍で大変な思いをしている飲食業界に、何かの兆しになれればと盛り上げたい思いが強い」と話していた。
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