夏休み明け直後の8月31日(火)、小樽市立潮見台中学校(潮見台1・加藤俊明校長)の3年生を対象とした、小樽潮陵高校の英語教諭による出前授業が実施された。
子どもの学びを円滑に繋げるため、進学先の選択肢となる同高校英語教諭の乗り入れ授業を実施することで、学校間の連携や接続を図り、生徒の進路を強く意識することも目的としている。
本来は1学期に実施予定だったが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で2学期に延期となり、授業直前の検温や換気など、感染対策を徹底した上での実施となった。
3時間目に3年1組の教室で、4時間目は3年2組で実施され、村中絵里教諭と水谷素子教諭、ALTのウィリアムズ・ケリーさんの3名による授業を受けた。
生徒たちの会話はすべて英語で、2人1組になって簡単な質問でやり取りを行い、コミュニケーションを図りながら英会話を楽しみ、積極的に授業に参加。
男子生徒の1人は、「先生も優しくてやりやすかった。すごく刺激になった。これからも教えに来てほしい」と満足していた。
同中学校の1・3年生の英語を担当する森山教諭は、「英語でのやりとりは慣れていないと理解できないが、あきらめないで続け、良い刺激になったと思う」と話し、加藤校長は、「オールイングリッシュで、高校の英語教諭の授業を体験できて良かった。進学の意欲も高められれば」と話した。
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