小樽水産加工品ブランド推進委員会(小松義幸委員長)は、昨年コロナ禍で延期となっていた第4回小樽水産加工グランプリの審査会を、8月25日(水)13:30から、グランドパーク小樽(築港11)5階「海」で行った。
2014(平成26)年10月に1回目が行われ、小樽で製造されている水産加工品のブランド化及び消費拡大を図り、水産業の活性化を推進することを目的として隔年で開催されている。
審査に先立ち、小松委員長は、「小樽で製造している水産加工品をブランド化し、消費拡大を図るために隔年で開催している。2021(令和3)年もコロナが続くが、審査の方法を見直して実施した。小樽代表する逸品としてお墨付きを与え、広く道内外にアピ—ルしたい」と挨拶。
今回は、市内水産加工製造会社10社から12品が出品され、北海道立総合研究機構水産研究本部中央水産試験場・小樽商工会議所女性会・小樽物産協会・小樽観光協会・株式会社たるしぇ・株式会社北海道百科・北海道どさんこプラザ札幌店などから審査委員11名が出席し、実食審査が行われた。
4つの審査基準を設け、美味しいだけではなく、風味・調和・舌ざわりの食味及び食感、購買意欲や食欲を増進させる色合いなど外観やネーミング、販売促進のポイントなる市場性、独自性や新規性に優れた加工技術があるかなどを実食により審査し、5点満点とした。商品開発に役立てるために、気づいた点も記入するよう促し、パッケージした状態の商品も会場内に展示した。
9月2日(木)に受賞商品の発表を行い、表彰式を予定している。
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