北照高等学校(最上2・小路修司校長)は、8月23日(月)の始業式の日に合わせ、学校近くの小樽中央墓地(緑5)で、清掃ボランティアを実施した。
今年で9回目を迎えるこの取り組みは、高齢化が進む小樽では、墓地の清掃ができない家庭も増加している現状から、地域貢献の一環として、清掃ボランティアを行うことで、奉仕の心を育む目的で行われ、同校生徒221名と職員が参加した。
野球部・サッカー部・スキー部などの部活動に励む学生らも、始業式後に墓地に集まり、45Lのゴミ袋を1人1枚ずつ持ち、2名1組で広い墓地に散らばり落ちているゴミを拾い集めていた。
2年生の野球部員は「一生懸命、みんな頑張っています」と話し、サッカー部1年の女子は「初めてだけど楽しい」と話した。
戸籍住民課担当職員は、「ありがたいこと。北照の生徒のボランティア活動の様子を、一般市民が見てゴミを減らしてくれればと思う」と話した。
小路校長は、「日頃、様々な場面で市民にお世話になり、地域貢献になればとの思いで実施している。墓地を清掃することで、地域を身近に、地域との関わりを少しでも感じとり、地域を知っている大人になれれば」と話した。
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