雪降る小樽にマンドリンの音 商大サークル演奏会



 11月28日(日)、小樽市民会館(花園5)の大ホールから、雪降る小樽にマンドリンの音色が広がった。
 創部42年を迎える小樽商科大学のマンドリンサークル「プレクトラム・アンサンブル」(吉岡明夏代表・3年)の定期演奏会。部員49名(男子22名・女子27名)。
 今年は、「マンドリンを通じて地元小樽を元気にしたい」と、この定期演奏会のPRも兼ねて、市内のイベントや老人ホーム、小学校などでの出張演奏に積極的に取り組んできた。
 演奏会は3部構成で、カルメン組曲、サンタルチア幻想曲、忘れられし夢など6曲を演奏し、心地良い音色を奏でた。同部OBをはじめ市民など約500人の聴衆が集まり、プレクトラム・アンサンブルの響きに耳を傾けていた。
 指揮者・藤沢真佑さん(3年)は、「定期演奏会をもって、私を中心に活動することは最後になりますが、12月以降にも出張演奏をしに来て欲しいという依頼も来ており、これからもプレクトラム・アンサンブルの魅力を小樽の方々に伝えられるよう、後輩たちと出張演奏という活動は続けていきたい」としている。
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