2015(平成27)年12月施行の飲酒運転根絶条例で定めた「飲酒運転根絶の日」でもある7月13日(火)からの10日間、夏の交通安全運動が北海道で一斉に始まった。
観光や夏型レジャー等に伴う事故防止・バイクや自転車の事故防止・スピードダウンと全席シートベルト着用・子どもと高齢者の交通事故防止・飲酒運転根絶を図るために活動等を推進することを、重点目標に掲げている。
小樽市では、「セーフティーコールおたる」交通安全一斉街頭啓発を市内5か所で実施。
JR小樽駅前では、9:30から小樽市交通安全運動推進委員会・小樽警察署・小樽交通安全協会・ワンワンパトロール隊など、交通関係者約70名が参加した。
街頭啓発に先立ち、市生活環境部松井宏幸部長は、「本日は、北海道飲酒運転根絶の日と定め、皆さんと一体となり、理解と関心を深めてもらい、悲惨な事故が起こることのないよう、連携を深め注意喚起を図りたい」と挨拶。
引き続き、小樽警察署地域交通官の佐々木寛北海道警視は、「交通死亡事故の発生には、飲酒運転・速度違反・暑さや疲労による居眠り運転が懸念される。抑止対策に気を緩めることなく、悪質で危険な行動を取り締まり、タッグを組んで街頭啓発活動を行いたい」と話した。
飲酒運転根絶ののぼりや交通安全を訴える旗を持ち、駅前の5号線沿いにソーシャルディスタンスを図りながら、ドライバーや通行人に訴えかけた。
2021(令和3)年1月1日〜7月12日の市内で発生した交通事故での死亡者数は2名で、前年同時期と同数だった。
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