市立小樽美術館(色内1)3階の市民ギャラリーで、11月17日(水)から21日(月)まで、「第14回百寿満卓光信展」と「第4回 CoCoBeansクラフト教室作品展」の2団体が、それぞれ展覧会を開催している。
50から70代の会員6名それぞれの名前の一文字をつなげて名付けた「第14回百寿満卓光信展」では、油彩・水彩・インスタレーション(空間芸術)の約30点を展示。いるかを描いた油彩、”恋人たち”と題したパステル画など、個性豊かな作品を並べている。
会員たちは、この年一回の展覧会で、それぞれの作品の出来栄えを見せ合い、次の年の創作意欲を高めている。
「第4回CoCoBeansクラフト教室作品展」は、教室主宰の佐野由紀子さんと生徒10人による展覧会。生徒の励みと勉強のために毎年行っている。今年はグラスアートやメタルエンボッシングアートなど約60点を展示。
中でも、生徒がそれぞれの技法で、不思議の国のアリスの世界を表現した空間展示が面白い。グラスアートの細かな作業で制作したアリスや白うさぎ、 物語に登場する食器をイメージしたポーセラーツなどを並べている。ウサギの穴へ落ちたアリスのように、ファンタジーの世界へ引き込まれるかのようだ。
「第14回百寿満卓光信展」は、10:00~18:00(最終日17:00)。「第4回CoCoBeansクラフト教室作品展」は、 10:00~17:00(最終日16:00)。入場無料。