2021(令和3)年夏、6海水浴場の開設予定している小樽市内では、6月25日(金)に、道内トップを切って小樽ドリームビーチが海開きし、初の週末は海のレジャーを心待ちにしていた人々で賑わった。
夏本番を前に道内で一番先に開設した同ビーチは、昨年12万人が訪れた人気の海水浴場。6月25日(金)〜8月31日(火)の68日間と、開設期間も最も長い。
緊急事態宣言解除後、初めての週末は晴天に恵まれて気温も上昇し、26日(土)・27日(日)の連日、大勢の人がドリームビーチを訪れ、海辺はカラフルなパラソルやテントで彩られ、バーベキューや水遊びを楽しむ真夏の光景が広がった。
同ビーチ共同組合の深井静枝理事長によると、今年の海の家は9棟。「20年以上ここに来ているが、オープン日翌日から、連日こんなに多くの人が訪れたのは初めて。道内トップで期間も一番長いので、ビーチに関する相談や情報を提供し、お手本になれればと思う。
コロナ禍で気持ちの落込みもあると思うが、海には元気になる力があると感じている」と話していた。
4歳の女児2名と5歳の男児を連れた姉妹は、開設前からドリームビーチに来ている常連で、「公園の遊具が封鎖されこともあり、子どもたちに触ったりしないように注意しなければならないが、海では、のびのびストレスもなく遊べるところが良い。海の家がオープンしたので、さらに人が増えたが、他のグループとの間隔を空けるなどしている」と話した。
小樽市HPでは、海水浴場オープン情報を掲載し、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、大人数でバーベキューを囲むなど、多くの人と密接になる状況を避けるよう配慮を呼び掛けている。
銭函海水浴場は7月3日(土)、蘭島海水浴場は9日(金)、朝里・東小樽・塩谷海水浴場は、10日(土)に開設を予定している。
◎関連記事