地域経済活性化事業「提言書説明会」開く!


kassei.jpg
 低迷の続く小樽経済の活性化の方策を探るため、2003年5月より活動してきた、小樽市地域経済活性化会議(山田家正委員長)は、1年間の検討結果を提言書にまとめ、16日(水)15:00から市役所分庁舎(色内1)で、「提言説明会」を開いた。
 地域経済活性化会議は、産・学・官の連携で、民間活力を最大限に引き出す、即効性のある活性化策を探り、1年間議論を重ねてきた。この中で、即効性があり、かつ、経済的波及効果が最も期待できる項目として、「観光」をキーワードにした具体的な事業展開の検討を行ってきた。
 観光高度化、既存産業活性化、人づくりの3つのワーキンググループ(WG)を設置し、その具体策の検討を重ねて、今年5月に「地域経済活性化推進事業提言書」としてまとめた。
 16日(水)の説明会は、この提言書に対する意見交換の場として設定された。山田家正委員長の報告に続き、松本康一郎(小樽商大教授)、杉下清次(杉下会計事務所長)、中野豊(阿部建設(株)代表取締役社長)の3WGの座長から報告の後、意見交換を行った
 会場には約35名の人が集まり、熱心に意見交換を行っていた。同会議は、1年間の検討後の本年5月で解散の予定だったが、更に議論の必要な項目や、提言した事業展開の推移を見守る必要があるとして、2005年3月まで、会議設置の延長を決めている。
 このため、この会議からの小樽市経済の活性化策と事業展開の道標を示すことになる最終報告は、来年3月になされることになっている。
 問合せ 小樽市経済部産業振興課産業振興グループ 0134-32-4111 内線263・264